2年間通った料理教室、マクロビオティックの正食協会からマクロビオティック料理事始めという本が出版されたようです。 まだ買っていませんが、必ず買います。 料理教室自体は人数が多く先生によって内容もまちまちだったので良かった点、悪かった点いろいろとあったのですが、会長と校長夫婦の人柄とお話が特に印象に残っています。 その中でもある日の座談会でのやり取りが忘れられません。 ある一人の女性がこの教室に通い始めた理由で、小さな息子がかなり重いぜんそく持ちで、医者に通ってもなかなか良くならず、食事を変えてなんとかしようとわらにもすがる思いで始めた。ということを話し始め、日々の生活が大変だとか、どちらかというとそんな状況に疲れているといった若干ネガティブな言葉が出だした瞬間に、校長が笑顔で一言。 「息子さんが病気になったから料理教室に通いだして、お料理が上手になったから良かったわね。」 もちろん、普通の人がこんなことを言っても想いは正確には伝わりません。 人間としての大きさ、懐の深さがこの言葉をより深いものにしたと僕は思います。 生活や食事を見直して、こういう優しい人間になれるのならば、なりたい、そう思わせられる日々です。
by shinya-hiromasa
| 2008-03-20 03:08
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