先日食事をした堺筋倶楽部のワインセミナーに誘われたので行ってきました。
実はセミナーの前日に「席が空いているから」と、取引先でもないのに特別に参加させてもらい、急な話だったため詳細もあまりよく分からずに行ってみるとなんと主催がラシーヌ! しかも代表の合田泰子さんがいらっしゃっていてさらにびっくり!!こんな形でお会いできるとは。。 さて、今回来日したのはレオン・バラルという南仏ラングドック地方の生産者。真面目そうだけどちょとした冗談なんかが好きそうな、親しみやすい印象。 この人のすごい所はできるだけ自然な環境下でワイン作りをしていることです。 トラクタ−などを使って畑を耕すと土が堅くなり悪い影響が出るので、自分で作った耕作機を使って耕していること、最適な肥料は動物の糞尿なのだけど買って来てしまうと「生きている」肥料を使うことにならないから、といって動物を飼い始めたこと、10年に一度程度休耕をしていること、虫やそれを食べる鳥、コウモリなどが活動できる環境にしているということなどが挙げられます。 自然派の生産者はそれぞれいろいろな手を尽くしているとは思うのですが、ここまでやり込んでいるのはフランスでも彼と、もう一人くらいしかいないと思うと合田さんはおっしゃってました。 今回は6種類のワインをテイスティングしたのですが、この人の赤はラングドックというよりはブルゴーニュのピノノアールのような味わいがしました。美味しかったです。2004年ごろから畑が落ち着いた状態になってきたので、それ以降のワインの方がお薦めだということ、それを2〜3年程度寝かせたものの方がよりいっそう美味しく飲めるので、我慢できるならば(笑)待って欲しいということを言っていました。 あとは特に印象に残った話は、「ワインは舌よりものどごしで味わうものだ」というもの。 これから自分が飲むワインに対しての飲み方が少しだけ変わるかもしれない気がします。
by shinya-hiromasa
| 2007-11-28 02:40
| ワイン
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